すぐに釣りに行ける!チヌ釣り初心者におすすめのウキふかせ釣りタックルと仕掛け

チヌ釣りに興味がある方やこれから始めたいけど釣り具の選び方が分からない方に、私の経験をもとに初心者でもすぐに覚えられすぐに実釣で使える「チヌ釣りウキふかせ釣りタックル、仕掛け」を書いてみたので参考にしてもらえたらと思います。

チヌ釣りで使うウキふかせ釣りの基本仕掛けはシンプルで覚えやすいので、一度覚えれば簡単に仕掛けを作ることができ、慣れてくると自分の好きな仕掛けにカスタムできるところが面白いところでもあります。

漁港などの堤防でチヌを釣ると、同じ場所で釣ってる人たちに

「おっ!チヌや!すごいなぁ!

とヒーローのような感じになれるところも私的にはチヌ釣りをおすすめする理由でもあります。

でもやはり一番はチヌを掛けたときのスリリング感がたまらないのでやめられなくなりますよ!

釣り具は生産終了することが多いので随時載せる釣り具を更新します!

目次

ウキふかせ釣りに必要な釣り具とは?

まずウキふかせ釣りに最低限必要な釣り具を揃えましょう!

  • 釣り竿
  • リール

仕掛け作りに必要な釣り具

  • 道糸
  • ウキ(円錐ウキ、棒ウキ)
  • ウキ止め
  • シモリ玉
  • ショックゴム
  • サルカン(ヨリモドシ、スイベル)
  • オモリ(ガン玉)
  • ハリス
  • 釣り針
  • 糸を切るはさみ

まずこれだけ揃えればタックルを作ることが出来ます。

その他にウキふかせ釣りに重要なマキエに必要な釣り具揃えます。

  • マキエを入れるバッカン(バケツ)
  • マキエを撒くための杓(ひしゃく)
  • マキエを混ぜるための道具(マゼラー)

この3つの道具はマキエ作りには必須アイテムになってます。

最後にフィニッシュに必要なタモ!

これは大きなチヌを釣った場合引き抜くことは不可能なので5~6mほど伸びるタモが必要です。

細かく言えばまだまだありますが最低限でもこれだけの釣り具が必要になるので順番に紹介したいと思うので参考にしてもらえたらと思います。

今回はこの中でタックル作成に必要な釣り具を紹介していきます。

初心者に最適の竿をチョイスしよう

まずは竿選びからですが、ウキふかせ釣りで使う竿は主に細くて長い磯竿を使います。

竿のパワー、太さは号数で分けられていてチヌ釣りで使う竿は00~2号がよく使われています。

磯竿の中でもチヌ専用に作られた竿は同じ号数でもグレ(メジナ)釣りなどで使う磯竿に比べて柔らかく、細く作られていて最初は扱いに慣れてないので折ってしまう可能性が高くなるので注意が必要です。

私も初心者のときに経験したので分かるのですが、海底の海藻や岩に引っかかる状態の根掛かりのとき強引に外そうとするので知らぬ間に竿に負担をかけた扱いをして穂先を追ってしまったことがあります。

なので最初は0号や0.6号の特に柔らかい竿ではなく普通クラスの1号~1.5号のチヌ竿か、磯竿を選ぶようにした方が良いです。

道糸を通すガイドは外から道糸を通す外ガイドと竿の内部に道糸を通す内ガイドがありますが、内ガイドは使ったあとに水でガイド内の掃除をするなどの手入れが大変なガイドなので最初は扱いやすい外ガイドの竿をおすすめします。

竿の長さは釣り場の条件で決めたりしますが、基本は5.3mで大丈夫です。短い竿の方がいいという方は4.5mでもいいですが堤防、テトラ帯、地磯などオールラウンドに対応させたい場合は5.3mの方が使い勝手がいいと思います。

おすすめのウキふかせ用釣り竿

【シマノ アドバンスISO】

初めの一本には満足のスパイラルX、タフテック穂先を備えたコストパフォーマンスに優れたモデル。

チヌ釣りから磯釣りまで使えるオールラウンドモデル。

もう少し予算を下げたい方にはこちら↓

【シマノ ホリデーイソ】

ホリデー磯の後継モデルで、デザインがブラックメインになってとてもかっこいいです。

おすすめの1.5号の種類が4m、4.5m、5.3mと3種類あり好みで選べるのがうれしいところです。

5.3mは少し重いので4.5mがおすすめになります。

【ダイワ リバティクラブ 磯風】

低価格でウキふかせ釣りにも対応した海釣りの万能竿。

リバティークラブも5.3mは少し重いので4.5mがおすすめです。

リールはスピニングリール?レバーブレーキ付きリール?

ウキふかせ釣りで使うリールは2種類のリールから選びます。

  1. スピニングリール
  2. レバーブレーキ付きリール

まず初心者の方はスピニングリールから始めるのをおすすめします。理由はレバーブレーキ付きリールより扱い方が簡単で価格が安いからです。

最初は竿もリールも傷つけやすいので慣れてから高くて質の良いリールを買っても遅くないと思います。

スピニングリールは扱い方が簡単なので初心者の方でも何回か仕掛けを投げて巻いてるうちに慣れてきます。

あと、大きな魚が掛かったときに糸を出してくれる機能のドラグ調整もダイヤルで回すだけで簡単に調整することができます。

対してレバーブレーキ付きリールは使い慣れてくるとウキふかせ釣りでは離せないアイテムになりますが、初心者の方はまずレバーブレーキの使い方で「なんだこれ?」となるのでまずはスピニングリールで始めることをおすすめします。

レバーブレーキ付きリールではレバー操作でスピニングリールのドラグ部の役割をします。

ウキふかせ釣りでよく使われるリールのサイズは2500~3000番クラスのリールが最適です。

糸を巻くときに使うハンドルの方向は、利き手と反対の方に取り付け、竿は利き手で持つようにするのが基本の取り付け方です。

しかし「利き手の方が巻きやすいだよ!」という方もいるかと思うので自分の使いやすい持ち方でやって問題ないですが、魚を掛けたときや仕掛け操作は利き手で竿を持って利き手と反対の手でリールを巻く方に慣れた方がロッド操作がしやすいのでこちらの方がおすすめです。

ウキふかせ釣りではスピニングリールとレバーブレーキ付きリールどちらがおすすめ?

2017年7月6日

おすすめのウキふかせ釣り用リール

スピニングリール【シマノ ナスキー 2500】

一万円以下で買えるリールですがシマノの最先端技術を盛り込んだ高性能スピニングリール

レバーブレーキ付きリールを使ってみたいという方↓

レバーブレーキ付きリール【シマノ 16ラリッサ 2500DXG】

レバーブレーキ入門用リールながら高性能リール。デザインもとてもかっこいいモデルです。

道糸は何を選べば良い?

ウキふかせ釣りでは道糸選びは重要になってきます。ただ糸としての役割だけでなく道糸の操作をするときに自分が見やすい色を選ぶというのが重要になります。

いま販売されているナイロン製の道糸のカラーは白、緑、赤、オレンジ、ピンクなどがあります。

この中で一番見やすいのが白と緑です。釣り場の海の色で見やすさは多少変わりますが、最初選ぶ色は見やすい白か緑をおすすめします。

あとは糸が沈まないように作られているフロートタイプか、水面から少し沈むぐらいに作られているサスペンドタイプかを選びます。

どちらがいいか迷う方には私の経験上でのメリット、デメリットを書きますので参考までに。

フロートタイプ

  • メリット

ラインが沈まず水面に浮いてる感じなので仕掛け投入後のライン操作がしやすい

ごみなどの浮遊物や海藻に絡まりにくい、またはライン操作で回避しやすい

  • デメリット

水面に浮いてるので波風の影響をすごく受ける

サスペンドタイプ

  • メリット

水面から30cmぐらいまでに沈むように作られているので波風の影響を受けにくいので仕掛けが道糸に引っ張られにくい(マキエをしたポイントからずれにくい)

  • デメリット

ごみなどの浮遊物や海藻にラインが絡まりやすい(浮遊物を一緒に巻き上げてしまう)

それぞれメリット、デメリットがあり、理想は二種類のラインを用意することですがチヌ狙いのウキふかせ釣りではまずはサスペンドタイプの道糸がおすすめです。

糸の号数は1.5~2号が流行りですが大きい魚が掛かったら心配という方は2.5号、3号の糸でもOKです。

道糸の長さは基本150m巻きの道糸で大丈夫です。

おすすめのウキふかせ釣り用道糸

【東レ 銀鱗SSブラックマスターエクストラ】サスペンドタイプ

私も使っている道糸です。チヌ専用に作られたラインで特に根ずれに強くパワーがあるので好きな道糸で、グリーンカラーで見やすく扱いやすい作りになってます。

海面から20~30cmぐらい沈む設計になっていて、風対策はもちろん厄介な2枚潮にも対応してくれます。

道糸の号数は1.5号からありますが最初は2号ぐらいをおすすめします

【シマノ 鱗海ハイパーリペルαナイロンZEROフロート】フロートタイプ

シマノ社が開発したチヌ専用のフロートタイプの道糸です。

比重が1.1というフロートとサスペンドの間に位置する比重で、海面直下に沈むという設計になっています。

この2つのいいとこ取りによって操作性がアップしてる道糸です。イエロー2m、オレンジ50cmのカラーが分かれているタイプ。

チヌ釣りで使うウキの選び方は?

ウキふかせ釣りでチヌを狙うときに使うウキは、円錐ウキと棒ウキがあります。

丸い円錐ウキは見やすさ、使いやすさのバランスの良いウキで初心者でも扱いやすいウキです。

木の棒のような棒ウキは見やすさ、ウキの感度は抜群ですが軽い仕掛けとは相性が悪く、遠投性が劣ったり仕掛けが絡まりやすいなどのトラブルが起きやすいので少し仕掛け操作に慣れが必要なウキです。

ウキは好みが分かれると思うので最初は自分が使いやすい、見やすいという感じで好きな方を選ぶと良いと思います。

迷う方は棒ウキより扱いやすい丸い円錐ウキの方から使ってみることをおすすめします。

ウキの浮力は00~1号までがウキふかせ釣りでよく使われます。ウキの浮力の分かれ方は00、0、G3、G5、B、2B、3B、5B、1号といった感じに分かれています。(この浮力が定番ですがウキによってはまだ種類があるようです。)

この浮力の使い分け方は釣り方や、深さ、波風などの状況で使い分けます。

堤防やテトラ帯で使うのであれば、浮力B、2Bのウキがちょうど良くて使いやすいです。B以上は浮く力が強く、波風影響を受けてものウキの頭が出て見やすくなるのでおすすめです。

しかし浮力の強いウキは魚がエサを食べて引っ張るときに、浮力が強いと違和感を感じて魚が離してしまう可能性が高いので出来るだけ違和感無く喰わせるように浮力の小さいウキを使うようにすることが釣果アップのコツになります。

色の選び方はオールラウンドのオレンジと、曇り時や朝まずめなどの暗めの天気のとき効果を発揮するイエローがあります。

2種類持ってると状況によって使い分けができますが基本はオレンジだけでもOKです。

おすすめのウキフカセ釣り用ウキ

【釣研 ブランクレス】

釣研のオールラウンドタイプの円錐ウキで、コストパフォーマンスの高いウキです。

【釣研 トーナメントゼクト】

このウキは発売されたときから使っていますが、ウキの性能、使いやすさも今まで使ってきた円錐ウキの中でナンバーワンで初心者にもおすすめしたいウキです。

おすすめの棒ウキ

【遠矢チヌスペシャル】

この棒ウキは2000円後半の高価なウキですが、私は自信を持っておススメできる高性能な棒ウキです。

小さなアタリも分かりやすくとても重宝しています。

ウキでチヌのアタリを取りたい!ウキ釣りが好きだ!という方にはおすすめです。(無くすと痛いので本気で欲しい方のみにおすすめします!)

最初は釣り針とハリスが結ばれて売られてる仕掛けを買おう!

ハリスとは釣り針を結ぶ糸の部分のことを言います。

釣り針とハリスは別々に売られていて、自分が使いたい釣り針とハリスを好きなメーカーなどで決めたりしてそれを結んで使いますが、結び方が分からない初心者には優しい釣り針とハリスがセットの物があります。

私も初心者のときは針の結び方が分からなかったのでこのセットを使ってました。

セットの種類はたくさんあるので基本的な仕掛けは作ることができます。まずはチヌ針の2~3号の針と1.5号のハリス2m付きがおすすめです。

2mは長いと思うかもしれませんが、長めのハリスにした方が短く切っても使えるので2mが良いと思います。

慣れてきたからそろそろ釣り針とハリスの結び方を覚えたいなと思うぐらいから針ハリスセットを卒業するといいと思います。

おすすめの針、ハリスセット

【オーナーばり カット黒チヌ 針2号 ハリス1.5号 2m】

釣り針で有名な”オーナーばり”が発売している針、ハリスセットです。

【がまかつ 糸付 チヌ(白) 針3号 ハリス1.5号 2m】

釣り針といえば”がまかつ”というぐらい有名なメーカーの針、ハリスセットです。

ウキ止めなど小物類の選び方

ウキ止め

ウキ止めは道糸のナイロン糸に結ぶ糸のことです。このウキ止めは決めた棚(自分が決めた深さ)より深くならないようにストップさせるための道具です。ウキ止め⇒シモリ玉⇒ウキと組み合わせることで機能を発揮します。

【オーナーばり がっちりウキ止 オレンジ 細】

釣り針で有名なオーナーばりのウキ止めです。初心者でも簡単にウキ止めを作ることがようになってます。

シモリ玉

シモリ玉はウキ止めとウキの間に入れるストッパーの役割をします。

サイズは大小あって、ウキふかせ釣りでは主に米粒ぐらいの小さいシモリ玉を使います

【釣研 半円シモリ 中 オレンジ】

数あるシモリ玉の中でおすすめしたい釣研の半円のシモリ玉です。通常のシモリ玉を半分にしたもので風の影響を受けにくいのが特徴です。

サイズは少々~中がありますが基本は小サイズで大丈夫です。

ショックゴム(またはからまん棒)

ショックゴム、からまん棒はウキとサルカンの間に使う道具です。

ショックゴム(またはからまん棒)の役割は、ウキのラインが通る穴にサルカンが勢いよく当たって傷や損傷が起きないように受けとしての役割をします。

ウキふかせ釣りではショックゴムの代わりに使われるからまん棒というものもあり、からまん棒はショックゴムの役割だけでなく仕掛けを投げたときに絡まずに沈んでるということを確認できる役割も持っているとても役立つ道具です。

【釣研 フカセからまん棒 オレンジ】

このからまん棒は仕掛けの絡み防止の役割だけでなく仕掛けの位置、仕掛けが沈んでいるかの確認用ナビの役割もする必須アイテムです。

サルカン(スイベル)

サルカンは道糸とハリスをつなぐ金属部品です。ウキふかせ釣りで使うサルカンは1cmほどあるものから5mmほどの小さいサルカンもあります。

最初は小さいサルカンで仕掛けを作ると慣れてないので、少し大きめの1cmほどのサルカンで始めた方が良いです。

【NTスイベル パワースイベル】

数あるスイベルの中でもおすすめしたいパワーが売りのスイベルで、メイドインジャパンのサルカンです。

スイベルのサイズは#5か#6がおすすめです。

ガン玉

ガン玉はおもりとして使う道具です。ガン玉はグラムなどの重さの単位で表示されているのではなく3B,2B,B、1,2,3といった単位で表示されていて、この単位はウキでも同じく使われています。

1からは数字が大きくなるごとにガン玉が小さくなっていきます。

【デュエル ガン玉セット】

3B,2B,B、1,2,3号のガン玉セット。

この6種類でも海の状況変化に対応することが出来ます。

糸を切るハサミ(ラインカッター)

糸を切るハサミは何でもよいのですが、出来れば先の細くなったハサミが糸を切るときに使いやすいです。

ここでは私が使っている釣り用ハサミを紹介します。

【第一精工MCラインカッター】

まとめ

長くなってしまいましたが、深くしていけばもっと長くなってしまうぐらいこのウキふかせ釣りはシンプルですが奥深い釣りです。

自分の好きなように仕掛けをカスタムできるところもこの釣りの魅力のひとつです!

チヌを釣りたい方はぜひウキふかせ釣りで釣ってみてください。やみつきになるかも!?







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