シマノのチヌ竿「鱗海エランサ」の新旧モデルを比較レビューします!

5年ぐらい前から使っているシマノの鱗海エランサの前モデルを持っているのですが、初チヌ専用竿だったので柔らかい0号や0.6号ではなく標準的な1号の竿を買いました。

だいぶチヌ釣りの経験を積んでチヌ竿の扱い方にも慣れてきたので魚の引きを楽しめる0.6号のチヌ竿を買うことにしました。

今持ってる鱗海エランサの1号の竿はとても使いやすくお気に入りの竿なので今回もモデルチェンジ版の鱗海エランサGPを買いましたが、検討する時に前回から何が変わったとか評価コメントなどの情報が無かったので今回1回使って比較レビューを書いてみました。

エランサGPの購入を検討してる方は参考にしてみてください。

エランサGPは次期モデルが出るようなので通販ボタンは消しました。

 

目次

新旧モデルの変わったところは?

現行モデルのエランサGPと前モデルのエランサの変わっていたところは、

  • スパイラルXに変更
  • 穂先がタフテックからタフテックαに変更
  • リールシートがスーパーハイタッチシートIVに変更
  • 竿尻にあるグリップ部も変わっている
  • デザインが変更されている

スパイラルXに変更

このスパイラルXはブレやネジレに強く、遠投性、コントロール性を向上させたシマノ独自の製造技術です。ちなみに前エランサはスパイラルXでは無かったです。

スパイラルXの竿を使うのは初めてでしたが、たしかに竿を伸ばした状態でブラブラと振ってみると前エランサより戻りが早いような感じはしました。(なんとなくですが)

実際に魚を釣って思ったのは、スパイラルXの効果か0.6号の竿にしてはパワーがあるなと思いました。

たしかに柔らかい竿ですが、張りもあるので大きな魚にも(50ぐらいのチヌ?)十分対応できそうです。

あとスパイラルXは剛性もアップにも貢献しているので竿の耐久性(折れないなど)に期待したいです。

穂先がタフテックからタフテックαに変更

前エランサではタフテックが採用されてましたがエランサGPではタフテックαが採用されています。

このタフテックとαはかなりの角度まで曲がっても折れないという穂先で、最初出たときは夢のような穂先でした。

昔の磯竿の穂先はバシバシ簡単に折れて何回も修理した記憶があるのでこのタフテックの穂先はすごいです。

そしてこの2つの違いは、

タフテック

タフテックαと比べて張りのある高感度が特長のカーボンソリッド穂先。

タフテックα

タフテック穂先の張りを抑制した穂先で穂先の径を落とさず、強度も保ちながら、しなやかで繊細な曲がりを実現したカーボンソリッド穂先。

エランサGPをタフテックαに変更したのは張りを減らし、さらに食い込みを良くするために変更されたのかなと思います。

その代わりタフテックに比べ、強度が少し落ちてると思うので取り扱い注意という感じです。

リールシートがスーパーハイタッチシートIVに変更

画像の上がエランサGPで、下が前エランサのリールシートです。

前エランサのリールシートは手にフィットするように作られてはいますが、「リールシートにこだわりました!」という感じではないです。

エランサGPではリールシートに「スーパーハイタッチシートIV」を採用していて、これは握ったときに中指がフィットするように形ができているリールシートでフィット感とグリップ感がアップしてさらに握りやすくなってます。

実際にリールを取り付けて握った感じは前エランサより握る部分が大きくなっていてますが、大き過ぎずのちょうどいい感じで握りやすくなっていてグリップ感が上がっています。

魚を掛けたときにしっかり握ることができる安心感で魚の引きを楽しめることができそうです。

上級モデルのようにラバーは使用されて無いですが、中級モデルとしては満足なリールシートです。

デザインが変更されている

現行モデルのエランサGPはチヌの背びれが竿にデザインされていてチヌファンにはたまらないデザインになっています。

文字も浮き出した金文字が使われていて中級モデルでここまで高級感あると本当にありがたいです。

現行の鱗海シリーズはこのチヌの背びれ部分がデザインされています。

新旧モデル共通の装備

  • Fuji社製 T-IMSGガイド(全ガイドでは無く一部)
  • ハイパーノンコンタクトⅡ
  • 白色の穂先

エランサGPの穂先の部分まで搭載されているT-IMSGガイドは最上級モデルの前鱗海スぺシャルにも搭載されている絡みにくいガイドです。

たしかにこのガイドは今まで使ったことのあるガイドと比べて一番穂先に糸が絡みにくく、ストレスがほとんどありません。

糸が絡みやすいと絡まった糸をほどく作業をして時間がかかってしまったり、最悪の場合は穂先が折れてしまうこともあるのでこのT-IMSGガイドは小さな部品ですが大きな役割をはたしてくれるガイドです。

ハイパーノンコンタクトⅡは竿を伸ばして下から2本目と3本目(シマノカタログでは♯3、♯4)に搭載されている竿が水などで汚れても竿に糸がくっ付かないようにするための凸状の特殊塗装です。

実際の効果はベタベタになるとさすがに厳しいですが、ちょっとした雨や波しぶきではたしかにしっかり効果を発揮してくれます。

この装備も最上級モデルに使われていて、中級モデル以上で搭載されています。

白色の穂先装備は、穂先でアタリを取る釣りにも対応するためチヌ竿では定番になっているようです。

この穂先は海面を背景にしたときに穂先を見やすくするための白く塗装された装備です。

ウキ止めの無い全遊動の釣りでこの穂先の性能が発揮されます。

通販で買った場合の保証書の適用について

アマゾンなどの通販で買った場合も竿の穂先が折れてしまったときなどの保証は適用されるので安心してください。

アマゾンの場合ログイン→アカウントサービス→注文履歴→領収書/購入明細書の順にページを開いていき「このページを印刷してください」を押して明細書を印刷してから、折れてしまった竿と免責金額が記載された保証書を持って近くの釣具屋さんに持って行けば修理してくれます。

まとめ

今回買ったエランサGPは前エランサよりもさらにパワーアップして帰ってきました。

最上級モデルにも劣らない性能、装備で3万円台で買えたのはチヌ釣りアングラーとしてはとても幸せです。

これからチヌ竿を買おうと思ってる方や、買い替えようと思ってる方はハイスペックとコストパフォーマンスに優れたこの竿をおすすめします。







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