海で投げ釣りやサビキ釣りをやってみたいけどタックルや仕掛けやエサなどでいくらお金がかかるのか分からないという方に、人気の釣種別に目安となる費用をまとめてみました。
まず海釣りで人気だなと思う釣りは・・・
- 投げ釣り(ぶっこみ釣り)
- サビキ釣り
- 穴釣り
この3つの釣り方が初心者でも手軽にできる人気の海釣りかと思います。
特に投げ釣りとサビキ釣りは堤防では大人気の釣り方です。
ではこの3つの釣りを実際に海で釣りをするまでにいくらお金がかかるのか自身の購入経験も含めて調べてみました。
目次
投げ釣りを始めるのにかかる費用は?
投げ釣りは大きめのおもりを付けて10~30mほどの沖に仕掛けをぶん投げて釣る手軽にできる釣り方です。
投げ釣りのターゲットは豊富で、キス、ハゼ、カレイなどの砂地にいる魚が主にターゲットですが、たまにシーバスやチヌ(クロダイ)も釣れる事があるので投げ釣りは大きな魚が釣れる可能性大の釣り方です。
仕掛けはおもりと投げ釣り用の仕掛けを結ぶだけで簡単に作れて、あまりお金のかからない釣りでもあります。
投げ釣りを始めるのにかかる費用は釣り具とエサ合わせて3000円ほどで揃えられます。
その内訳は・・・
- 竿とリールと仕掛けがセットになっている投げ釣りセットが2180円~(楽天市場価格)
- エサはゴカイやアオイソメで500円前後が相場です
タックルに関しては初心者のときはお得で便利なセットで売られている物をおすすめします。
「いやいや、セットとかクオリティ低いんでしょ~?」
と思うかもしれませんが、大手釣具店やネット通販で販売されている釣りセットはコストパフォーマンスが高く、この釣りセットを用意すればあとはエサを買って海に行くだけ仕様になっているのです。
仕掛けのセットはちゃんとボックスに入って販売されているものもあり、投げ釣りに必要なおもり、投げ釣り用の仕掛け、はさみが入っていて最低限の道具が揃っています。
エサはゴカイやアオイソメを使います。値段は地域のエサ屋によって多少変わりますが相場は500円前後で、ゴカイよりアオイソメの方が安いエサ屋が多いです。
◎おすすめの投げ釣り具
サビキ釣りを始めるのにかかる費用は?
サビキ釣りは小アジやイワシなどをターゲットにした釣りで、アミエビという小さな冷凍エビを撒きえさにしてサビキと呼ばれる撒きエサのアミエビに似せた疑似餌を付けた仕掛けを使う釣り方です。
仕掛けはサビキとアミエビを入れるおもり付きのカゴを付けるだけでちょちょいと簡単にできてしまいます。
サビキ釣りを始めるのにかかる費用は、釣り具とエサ合わせて投げ釣り同様に3000円ほどで揃えられます。
その内訳は・・・
- 竿とリールは投げ釣りセットかサビキ釣りセットが2180円~(楽天市場価格)
- エサは撒きえさのアミエビの冷凍ブロックが300円~、チューブタイプが369円~(冷凍はエサ屋価格、チューブタイプはAmazon価格)
竿とリールは安価で買える投げ釣りで紹介した投げ釣りセットを買うかサビキ釣りセットがおすすめです。
仕掛けとかごはサビキセットには入っていますが投げ釣りセットにはサビキの仕掛けは入っていないので買わないといけません。
サビキ仕掛けとかごの価格は、サビキ仕掛けが300円~1000円ぐらいまでと幅があり種類もたくさんあります。
ちなみに高いからたくさん釣れるとは限らないのでご注意を!
かごは100円ほどで買うことができます。
サビキ釣りではたくさん魚を釣るにはサビキの仕掛け選びが重要なのでより釣果を伸ばしたい場合は別でサビキの仕掛けを買った方がおすすめです。
なのでサビキセットを買った場合はとりあえず付属のサビキ仕掛けを使ってみてから違うサビキ仕掛けも試してみてください。(場所によっては釣れ具合が変らないかもです。)
撒きエサに使うアミエビは冷凍ブロックを使う場合はエサ屋で買って、チューブタイプはエサ屋か日持ちするのでネット通販でも買いことができます。
チューブタイプはホイップクリームのようにアミエビを出すタイプで、手が汚れるのは嫌だ!という方におすすめです。
◎おすすめのサビキ釣り具
穴釣りを始めるのにかかる費用は?
穴釣りはテトラの隙間や岩と岩の間に仕掛けを入れて魚を釣る釣り方です。
穴釣りのターゲットは、カサゴ、メバル、タケノコメバル、キジハタなどの根魚狙いの釣り方です。
仕掛けはブラクリとよばれるおもりと釣り針が一体になった穴釣り専用仕掛けにエサのゴカイを付けて釣ります。
穴釣りを始めるのにかかる費用は釣り具とエサ合わせて3500円ほどで揃えられます。
その内訳は・・・
- 竿とリールセットが2563円~(Amazon価格)
- ブラクリが300円~(Amazon価格)
- エサはゴカイがエサ屋で500円ほどで、ゴカイに似せたワームがAmazonで574円
竿とリールは投げ釣り、サビキセットの竿とリールを流用しても釣りは出来ますが、長さが2m以上あるので穴釣りをするには少しやりにくいのでよく穴釣りで使われる1mほどの竿が使い勝手の良いのでおすすめです。
穴釣りも竿とリールセットが出ていてAmazonで2563円で買えます。
このセットは穴釣り専用の1.1mの竿とベイトリールが付いていて、テトラの隙間を狙うにはとても使いやすい仕様になっています。
仕掛けはブラクリというおもりと針が一体になった便利な仕掛けを使います。
↑こんな感じでおもりと針が一体になった仕掛けです。
ブラクリの重さは堤防のテトラを探るだけなら1~3号の重さでOKです。
エサはゴカイやオキアミを付けエサにしますが、
「ゴカイを触るのはちょっと・・・」
という方にはアオイソメそっくりのワームがあるのでこれでも十分エサになります。
◎おすすめの穴釣り具
まとめ
今回海釣りはいくらお金がかかるのかを調べてみましたが、毎回お金がかかるのはエサ代だけで竿とリールは最初に買うだけで済みます。
仕掛けは糸が切れたり、魚に針が取られたりするので消耗品になりますが、無事な場合は繰り返し使うことができるので出費が抑えられます。
エサはゴカイなどの生きエサを使う場合は釣り場近くのエサ屋で買わなけれいけないですが、穴釣りではワームを代用することもできるので生きエサのように使い切る必要もなく繰り返し使うこともでき、安く済ますことも可能になります。
3つとも手軽に、安く始められる釣りなのでぜひ海釣りにチャレンジしてみてください!